PROFILE出演者プロフィール
ラトヴィア放送合唱団~来日ツアー2022和歌山公演~
ラトヴィア放送合唱団 The Latvian Radio Choir
ヨーロッパのプロフェッショナル室内楽合唱団のトップに数えられるラトヴィア放送合唱団(LRC)は、レパートリーに見られる洗練されたセンス、表現力の素晴らしさ、驚くほど幅の広い歌声によって、世界中にその名が広く認知されている。1992年以降、音楽監督兼首席指揮者であるシグヴァルズ・クラーヴァとカスパルス・プトニンシュの2人の指揮者のもとで活動している。ヨーロッパのプロ室内合唱団の協会であるTENSOの創設4団体のひとつであり、パートナーである。
LRCは人間の声のもつ可能性について新たな理解を打ち立てた。合唱の新たなパラダイムを作り上げたということもできよう。LRCにおいては、メンバー一人ひとりがそれぞれ明確な声の特徴と役割をもったひとつの個として存在する。
ザルツブルク音楽祭、モンペリエ音楽祭などの世界トップの音楽祭に参加したほか、アムステルダム、ベルリン、パリ、ニューヨーク、ドレスデンなどの一流コンサートホールで公演している。またリッカルド・ムーティ、ハインツ・ホリガー、ラース・ウルリク・モルテンセン、スティーヴン・レイトン、トヌ・カリユステ、ジェイムズ・ウッズ、エサ=ペッカ・サロネンをはじめとする著名指揮者との共演も数多く成功させている。
録音も定期的に行っており、毎シーズン3~4枚のCDをハイペリオン、BIS、GBレコード、オンディーヌ、ナイーブなどのレーベルに録音している。ECMレーベルからリリースされたエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトの作品「アダムの嘆き」はグラミー賞の「最優秀合唱歌唱賞」を受賞した。この録音はトヌ・カリユステが指揮し、リガ・シンフォニエッタ、ヴォックス・クラマンティス、ストニア・フィルハーモニー室内合唱団、エタリン室内管弦楽団が参加した。
高い評価を得た多くの録音の中でも、セルゲイ・ラフマニノフの「徹夜祷」は一流音楽雑誌グラモフォンで2013年2月のベスト・レコーディングに選ばれ、アメリカのラジオ局NPRは年間ベストアルバム25作品のひとつに挙げた。また、エリーナ・ガランチャの最新アルバム「Meditation」(ドイツ・グラモフォン、2014年)の録音にも参加している。
ラトヴィアで最も権威ある音楽賞であるラトヴィア・ミュージック・グランプリをこれまでに計8回受賞している。また、ラトヴィアの音楽への顕著な貢献と国際的活動における業績を称えて贈られるラトヴィアの公式な最高栄誉である内閣賞を授与された。
巨匠ハインツ・ホリガーが「世界一の合唱団」と賞賛し、2017年5月に初来日が実現。驚愕のアンサンブルで、合唱の新たな次元を提示した。
来日ツアー2022
Sopranos
- Iveta Apine
- Kristīne Barkovska
- Agate Pooka
- Agnese Pauniņa
- Laura Štoma
- Inita Vindava
- Inese Romancane
Altos
- Santa Kokina
- Ilze Konovalova
- Inga Martinsone
- Dārta Paldiņa
- Gundega Krūmiņa
- Dace Strautmane
- Ieva Parša
Tenori
- Rūdolfs Bērtiņš
- Christopher Walsh
- Egils Jākobsons
- Jānis Kurševs
- Normunds Ķirsis
- Kārlis Rūtentāls
- Jēkabs Bernāts
Bassi
- Aldis Andersons
- Kārlis Bimbers
- Gundars Dziļums
- Jānis Kokins
- Vitālijs Stankevičs
- Pēteris Vaickovskis
- Artūrs Švarcbahs
Kļava Sigvards, conductor
©Jānis Deinats