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JOURNAL音楽祭かわら版

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きのくに

2022/11/17

和歌山城へようこそ

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皆さんこんにちは!

「和歌山城おもてなし忍者」の沼太郎です!私たち「おもてなし忍者」は「和歌山城に来てくださったお客様が充実した時間を過ごせるようサポートしたい」という思いの元で平成に誕生しました。年末年始を除く水曜~日曜、祝日に城内の至る所に潜んでおり、「車椅子での登城補助」「城内と近隣施設の道案内」「手裏剣投げ体験と写真撮影」といったお手伝いを無料で行っています。ぜひ気軽に声をかけてください!

和歌山城は元々豊臣秀吉の弟秀長によって築城され、関ケ原の合戦以降に二回の改築を経て徳川御三家の一角に相応しい荘厳な城となりました。紀州藩からは後に八代将軍の吉宗、十四代将軍の家茂が輩出されます。城の建つ山の形状から「伏虎城」とも呼ばれ、「南海の鎮」として西国の外様大名ににらみを利かせていましたが、1945年の和歌山大空襲で天守閣を含むほとんどの建造物が焼失してしまいました。現在のものは「町のシンボルをもう一度」という市民の熱い想いと募金によって1957年に再建されたもので、消失前の姿を忠実に再現しています。

場内は1時間半ほどでじっくり回ることができ、無料で見学できるスポットがたくさんあります。今回はその中で忍者おすすめのディープなスポットを三つ紹介します!

・一つ目は岡口門。場内に残る唯一の国の重要文化財で、江戸時代から残る数少ない建造物です。門を出た先の堀は当時の幅を残した唯一の箇所となっています。

・二つ目は御橋廊下。メインオフィスであった二の丸と、江戸城と和歌山城にしかなかった大奥を繋ぐ橋であり、当時は殿様と側近しか通ることを許されなかった橋が無料で公開されています。

・三つ目は新裏坂付近にある刻印石。石垣に使う石に何らかの意味を込めた目印として様々な模様を掘ったものです。約170種類あり、近くにある開設看板で詳しく知ることができます。

他にも、天守閣の半券で入れる「わかやま歴史館」や、日本で唯一城内にある無料の動物園、四季折々の美が見られる無料の紅葉渓庭園など見どころが盛りだくさん!

ぜひ遊びに来てください!

この記事を書いた人
黒沼 優樹  ■和歌山大学観光学部 2年生。東京都出身。

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